概要
- 開催日:2025年4月6日(日)
- 会場:ぴあアリーナMM(横浜市)
- MC:キャプテン梅澤美波、副キャプテン菅原咲月

1分間自己紹介パート

代表挨拶は愛宕心響が担当。その後、まず梅澤の振りに応える形で愛宕、小津、瀬戸口が一言ずつ喋った。
愛宕心響(あたご ここね)
空手歴2年。チャームポイントはほっぺが赤くなるところ。高校時代は食堂で毎日からあげを食べていたほどからあげ好きで、ゲラなので「からあゲラ子ちゃん」こと「ここねん」で覚えてほしい。皆さんの「心」に「響」くアイドルになりたい。
残念ながら自己紹介シーンの画像は見当たらなかった。
大越ひなの(おおこし ひなの)
小学生のときに教科書の内容を寸劇にして学芸会で披露する活動をしていた。演じることが大好きなので寸劇を作ってきた。シュールな寸劇を披露。9年間新体操をやっていて身体が柔らかいといい、手を組んだまま腕を一周まわす特技を披露。

小津玲奈(おづ れいな)
小津にちなんでオズの魔法使い。魔法をかけて会場を紫色に染めた。

海邉朱莉(かいべ あかり)
中学時代に吹奏楽部でパーカッションをしていたと語り、ボディパーカッションをしながら自己紹介。海邉は読み方を変えると海辺にちなみ、ファンを海に誘うやりとり。ツボが浅いということに関連し、菅原咲月がオズワルド伊藤から授かったギャグを披露するもリアクションは薄かった(バラエティ的にはむしろこれで正解)
残念ながら自己紹介シーンの画像は見当たらなかった。
川端晃菜(かわばた ひな)
乃木坂46が誕生した2011年に生まれ、5歳からずっとファンだと語った。写真は乃木坂46を初めて知った曲「サヨナラの意味」の再現。他にも『あさひなぐ』のコスプレなど幼少期から乃木坂46に憧れて真似をして育ったことがわかる写真を見せ、乃木坂46とともに生きてきたことをアピールした。

鈴木佑捺(すずき ゆうな)
初の山梨県出身メンバー。書道や茶道の経験あり。地元の神社で巫女のアルバイトをしていた経験を活かして自己紹介し、一期一会を大切にしたいと語った。

瀬戸口心月(せとぐち みつき)
大園桃子ほどではないが言葉の端々に鹿児島のイントネーションが出る。3つの「き」=ゆうき/げんき/つき、があると語り、最後に鹿児島弁を話した。とにかくひらすらビジュが良すぎる。

長嶋凛桜(ながしま りお)
春との繋がりがたくさんあると語り、好きな季節は春、オーディションは春組で合格、好きな花は桜で、名前にも桜が入っている。それにちなんで会場を桜色に染めてお花見をしたいと希望し、景色がペンライトでピンク色に染まった。好きな食べ物はわらび餅でさくら餅じゃないんだと梅澤にツッコまれた。


増田三莉音(ますだ みりね)
5年間コンピューター部に所属していたのでエアータイピングをしながら自己紹介。ずっと室内で過ごしてきたので運動神経が良くないと語り、反復横跳びとスキップを披露(上手いわけではなく、おもしろ担当)


森平麗心(もりひら うるみ)
初めは泣いてしまったが、何とか持ち直した。人見知りが激しくて緊張してしまうらしいが、話すことは大好きだという。皆さんにあだ名をつけてほしいと、今まで付けられたあだ名を紹介。「うるちゃん」「うーたん」「森の妖精うるみん」「うるざえもん」「うるみん大統領」。さんざん紹介したのに結局「うるみん」で、と言い一同ズッコケ。憧れの賀喜遥香の絵を描いてきて、賀喜さんのように笑顔が映えるアイドルになりたいと語った。

矢田萌華(やだ もえか)
小学生の頃からもたもたしているという理由で「もたもたのもったん」と呼ばれていた。もたもたしていると思われたくないのでテキパキ地元の伝統芸能なまはげを披露すると言い、準備を始めるが明らかにもたついておりMCにツッコまれる。なまはげを披露後、最終目標は皆さんの心をMonopolyすることだと語った。

特技披露パート
順番は披露順。
川端晃菜
お手玉をしながら乃木坂46のシングルをリリース順にすべて言う特技を披露。最近のシングル曲だと「君に叱られた」が好きとのこと。

海邉朱莉
平原綾香の「Jupiter」を歌唱し、高い歌唱力と美声をアピールした。ガチで上手いです。「光合成希望」(西野七瀬ソロ曲)をいつか歌いたいとのこと。

森平麗心
「ここにはないもの」に合わせてバレエダンスを披露。バレエを踊ったのは2年ぶりぐらいで、4歳から習っていたとのこと。

愛宕心響
特技の生け花作品を披露。事前に用意してきたものに最後のひと束(紫色の花)を生けて完成させた。春組と夏組をイメージしたピンク色と水色の花、乃木坂46の色である紫色の花で乃木坂6期生を表現し、躍動感のある上へ昇るデザインで高みを目指していくことを表現したという。
もし「梅澤美波」をテーマとして作るとしたら、初めて会った日に赤いトップスを着ていた印象が強いので赤い花を使い、白色のオリエンタルリリーと合わせて透明感を演出したいとのこと。

矢田萌華
秋田県羽後町に伝わる西馬音内の盆踊りを披露。日本三大盆踊りの1つで、700年続く伝統的な踊り。小学1年生の頃から週1で教室に通って習っていたとのこと。


大越ひなの
4歳の頃から習っていた書道のパフォーマンスで、BGMの「逃げ水」に合わせて大きな紙に「舞」と書いた。これからの活動の一瞬一瞬をいつも美しく努力を続けて舞っていけるようにという意味と、初の6期生曲「タイムリミット片想い」の歌詞に出てくる「思い出だけが空に舞うでしょう」からこの文字を選んだという。今回の出来栄えの自己評価は100点満点中6点とのこと。


小津玲奈
「Actually…」に乗せてコンテンポラリー系の創作ダンスを披露。5歳からバレエを12年間、中学と高校時代はダンス部に入っていたという。ポイントは「小津ジャン」と名づけたジャンプ。


増田三莉音
片手卵割りに挑戦。1回目は黄身が崩れてしまい、殻も入っていたためMCの判定でアウト。2回目で成功。

長嶋凛桜
「裸足でSummer」に合わせてフラダンスを披露。4歳上の姉の影響で始め、5歳から11歳まで習っていたとのこと。

鈴木佑捺
キャプテン梅澤美波に乃木坂46の楽曲イントロクイズの勝負を申し込んだ。3問先取、お手つきOKシステム。残念ながらこの場面の画像は見つからなかった。
ちなみに展開は、1問目「パッションフルーツの食べ方」で梅澤が先取。2問目「僕の思い込み」で鈴木が追いつく。3問目「僕の衝動」で鈴木が逆転。4問目「チャンスは平等」も鈴木が連取し見事勝利した。
乃木坂46を好きになったのは兄の影響で、小学生の頃からファンだった。
瀬戸口心月
「他人のそら似」に合わせてチアダンスを披露。ユニフォームは母校である鹿児島実業高校のチアリーディングチーム【PANTHERS】のもの。

リアルミーグリレーン抽選
当日イベント終了後に行なわれた初の6期生リアルミーグリのレーンを決める抽選を実施。観客に事前に渡されている①~⑪の数字に誰が当たるかはこのくじで決まった。くじ引きの結果、⑦愛宕、⑪大越、⑥小津、④海邉、⑩川端、⑤鈴木、①瀬戸口、⑨長嶋、③増田、⑧森平、②矢田に決まった。
この抽選箱からくじを引く手と「タイムリミット片想い」のMVで黒板の前でチョークを持っていた手が2人だけ左だったので、おそらく大越と川端は左利きだと推測できる。
菅原に指名され、長嶋がライブパート前の意気込みを語った。
6期生が着替えている間にMCの梅澤と菅原がトーク。主に自分たちのお見立て会のときの話。
ライブパート:セットリスト
# | 曲名 | センター(原曲) | センターの両サイド |
---|---|---|---|
1 | おひとりさま天国 | 瀬戸口心月(井上和) | 海邉朱莉、愛宕心響 |
2 | 制服のマネキン | 森平麗心(生駒里奈) | 増田三莉音、小津玲奈 |
3 | インフルエンサー | 大越ひなの(西野七瀬) 川端晃菜(白石麻衣) | 矢田萌華、増田三莉音 |
4 | 歩道橋 | 矢田萌華(遠藤さくら) | 長嶋凛桜、鈴木佑捺 |
5 | タイムリミット片想い | 矢田萌華 | 森平麗心、瀬戸口心月 |






ライブ終了後は梅澤に指名され、森平麗心が感想を述べた。その後、当日のリアルミーグリへの意気込みを鈴木佑捺が一言述べた。
梅澤と菅原が総括をまとめて先に退出。その後、ファンの声援に手を振りながら、海邉と大越、鈴木と小津、増田と川端、長嶋と愛宕、森平と矢田と瀬戸口の順でお辞儀をして退出し、幕を閉じた。
【個人的な所感】
6期生曲第1弾のフロント陣3人はやはり歓声が大きくて人気がありますね。とりわけ瀬戸口心月さんはビジュのクオリティがレベチすぎて、元気な感じも想像より印象が良くて、歓声から察するにおそらく現時点において人気No.1だと思われます。SNSでは矢吹奈子の上位互換と言われているようです。矢田萌華さんは脚がすらっとしていてスタイルが抜群で、佇まいの品の良さを重視するの乃木坂46としてはセンターに抜擢されたのも頷けます。クールそうな外見のわりに意外と”もたもた”というギャップも見せてくれました。森平麗心さんは1分間自己紹介では人見知りゆえ泣いてしまいましたが、特技披露のバレエや「制服のマネキン」のセンターではビシッと決めていたので、憑依型なのかもしれません。遠藤理子っぽい雰囲気があります。
増田三莉音さんは最初の動画では正統派アイドルの印象でしたが、雑誌で瀬戸口さんが「ポンコツで抜けていて何をするかわからない」と言っていた意味がわかりました。運動神経も悪いらしくネタキャラっぽいですが、それはむしろ伸びしろが無限大だということです。同じく年少組でも逆に川端晃菜さんはしっかりしているタイプで、乃木坂愛に関しては鈴木佑捺さんと川端晃菜さんがツートップという印象を受けました。
海邉朱莉さんは間違いなく乃木坂トップクラスの歌唱力ですし、ダンスが得意な小津玲奈さんや長嶋凛桜さんはパフォーマンス面で活躍してくれそうです。
ボケるのが好きそうでいろいろ器用そうな愛宕心響さんや大越ひなのさんはまだまだ手の内をすべて見せていないと思いますので、今後の『乃木坂工事中』などのバラエティでキャラクターが見えてくるのを楽しみにしています。
想定外だったのは、素朴な雰囲気で原石感のある鈴木佑捺さんが思いのほかポテンシャルが高そうで、乃木坂愛がファンにしっかり伝わって好感度も高いでしょうし、これから人気を爆上げしていきそうな気がします。アイドルとして最強の要素、いわゆる「初恋感」を持っており、虜になるファンをじわじわ増やしていくと予想。ビジュアルは大園桃子系ですが、筒井あやめに似た達観と落ち着きがあり、デビュー時の遠藤さくらのような未知数の可能性を感じました。