乃木坂46「日常」は2018年11月14日に発売された22枚目シングル『帰り道は遠回りしたくなる』Type-Bに収録されているアンダー楽曲であり、センターは2期生の北野日奈子が務めた。
歌詞と曲調ともに強めの楽曲であり、アンダーライブでは毎回最高潮の盛り上がりを見せる一曲となっている。
まずはオリジナルのフォーメーションを確認しておく。
今では選抜常連でましてや表題曲センターも務める久保史緒里がこの頃はアンダーメンバーだったことに感慨深いものがある。
ミュージックビデオ
現在公式ではショートバージョンしか公開されていないため、Spotifyの音源も載せておく。
歌詞
また、2019年4月17日に発売された4thアルバム『今が思い出になるまで』にも収録されている。
作曲家と編曲家
作詞はもちろん坂道シリーズ全曲を手掛ける秋元康によるものである。
さて、本題の作曲家と編曲家だが、作曲と編曲いずれもAkira Sunsetと野口大志の共作となっている。
Akira Sunset
1979年生まれのAkira Sunset(本名:堀田明)は音楽ユニットSafariiのボーカル・ラップとして2007年にデビューし、モデル/女優の山田優の弟である山田親太朗の音楽プロジェクトHighsidEのギター・ラップも務めた。音楽プロダクションHOVERBOARD Inc.の代表取締役を務め、トラックメイカーAPAZZIとのプロデュースユニットTHE SIGNALIGHTS(ザ・シグナライツ)も結成している。
Akira Sunsetは2012年頃から乃木坂46などへの楽曲提供を開始し、これまでに多数の作品を生み出している。女性アイドルグループにおける一例は以下の通りである。
※太字は表題曲
- 乃木坂46「狼に口笛を」「海流の島よ」「気づいたら片想い」作曲
- 乃木坂46「そんなバカな…」「無表情」作曲/編曲
- 乃木坂46「ダンケシェーン」作曲/編曲(C#と共作)
- 乃木坂46「私、起きる。」作曲/編曲(ZEROと共作)
- 乃木坂46「君は僕と会わない方がよかったのかな」「別れ際、もっと好きになる」「ポピパッパパー」「オフショアガール」作曲/編曲(ha-jと共作)
- 乃木坂46「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」「2度目のキスから」「のような存在」作曲/編曲(APAZZIと共作)
- 乃木坂46「隙間」作曲/編曲(Carlos K.と共作)
- 乃木坂46「いつかできるから今日できる」作曲/編曲(京田誠一と共作)
- 乃木坂46 からあげ姉妹「1・2・3」編曲(APAZZIと共作)
- 乃木坂46 生田絵梨花「歳月の轍」作曲(APAZZIと共作)
- 乃木坂46「おひとりさま天国」作曲(丸谷マナブ/ha-j/遠藤ナオキと共作)
- 欅坂46「手を繋いで帰ろうか」作曲/編曲
- 欅坂46「夕陽1/3」作曲(山口隆志と共作)編曲(山口隆志/遠藤ナオキ/鈴木歌穂と共作)
- AKB48「進化してねえじゃん」作曲
- AKB48「ジャーバージャ」作曲(遠藤ナオキと共作)
- NMB48「道頓堀よ、泣かせてくれ!」作曲
- NMB48「僕以外の誰か」作曲/編曲(Carlos K.と共作)
- ラフ×ラフ「ちょっと闇落ち」作曲(APAZZIと共作)
野口大志
1983年生まれの野口大志は高校時代、アカペラグループ「レプリカ」のベースボーカルとしてボイパで有名な奥村政佳(おっくん/元・RAG FAIR)らとネプチューン司会のテレビ番組ハモネプに出場し、第2回大会で優勝した経験がある。現在はAkira SunsetのHOVERBOARD Inc.に所属している。
女性アイドルグループへの主な楽曲提供歴は以下の通りである。