■CD売上枚数
今作の売上の急増は、同日発売のINIに1位を取られてしまうと坂道シリーズが『おいでシャンプー』以降継続している初週売上連続1位記録が途絶えてしまうため、Buddiesのみならず全坂道ファンが総力を上げているものと考えられる。すなわち「乃木坂46 vs 櫻坂46」の構図ではなく、「坂道ファン vs PRODUCE101ファン」という構図である。
初週売上枚数は日向坂46の全シングルと白石麻衣卒業後の乃木坂46の26枚目以降の全シングルを上回り、欅坂46時代の『風に吹かれても』の64.3万枚を超え、今作よりも上は『ガラスを割れ!(83.3万枚)』『アンビバレント(81.1万枚)』『黒い羊(75.0万枚)』のみとなった。
売上は近年では最高水準だったものの、PRODUCE 101 JAPAN SEASON2から誕生したグローバル男性アイドルグループINIに阻まれ、坂道シリーズが『おいでシャンプー』以降12年に渡って維持してきた初週1位の記録が途切れた結果となった。
■参考データ(2023年以降のリリース作品)
乃木坂46 | 櫻坂46 | 日向坂46 |
㉜人は夢を二度見る(51.7万枚) | ⑤桜月(34.9万枚) | ⑨One choice(47.3万枚) |
㉝おひとりさま天国(56.6万枚) | ⑥Start over!(43.9万枚) | ⑩Am I ready?(44.8万枚) |
㉞Monopoly(53.9万枚) | ⑦承認欲求(45.0万枚) | 🅰②脈打つ感情(14.8万枚) |
㉟チャンスは平等(51.8万枚) | ⑧何歳の頃に戻りたいのか?(43.4万枚) | ⑪君はハニーデュー(44.9万枚) |
櫻坂46公式YouTubeで一度限りの公開となった「承認欲求 -3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE at ZOZO MARINE STADIUM DAY2-」にて5/13 22:00過ぎに9thシングルのリリースが緊急告知された。
欅坂46時代の『不協和音』(センター:平手友梨奈)、櫻坂46の7thシングル『承認欲求』(センター:森田ひかる)に続く、四字熟語シングル表題曲なだけに期待が高まる。
フォーメーションやセンターなどは5/19放送の『そこ曲がったら、櫻坂?』にて発表される予定。櫻坂46公式Twitterが投稿した動画を観ると、歴代センターメンバーを紹介するようなVTRになっており、おそらく今までに表題曲センター歴のない新センターが抜擢されるものと想定できる。直近では日向坂46が11thシングル『君はハニーデュー』で4期生の正源司陽子を抜擢しただけに、櫻坂46も3期生の誰かがセンターになるのではないかと話題だ。
▷選抜発表されました[動画](8thに引き続き3-5-6の14人フォーメーション)
3列目:村山美羽・谷口愛季・井上梨名・松田里奈・中嶋優月・村井優
2列目:大園玲・森田ひかる・山﨑天・藤吉夏鈴・的野美青
1列目:田村保乃・山下瞳月・守屋麗奈
大方の予想通りセンターは山下瞳月。前作の選抜からは増本綺良が外れ、村山美羽が初の選抜入り。今作から活動復帰の小池美波はBACKSで、1期生は1人も選抜入りしなかった。田村保乃と守屋麗奈をフロントに採用したのは『Start over!』以来。この2人は山下瞳月がかねてより櫻坂の推しメンと公言しているメンバーであり表題曲センター経験者。後ろを見れば歴代センターの森田・藤吉・山﨑が固めており、山下としては心強い布陣であろう。
予告動画の終盤で一瞬映る光が山下瞳月のサイリウムカラーのレッドとパステルブルーであり、あらかじめ伏線は貼られていた。
また、活動を休止していた1期生の小池美波がこのシングルより活動を再開することを報告した。
小池美波:5/13のブログ
2024/6/26発売:櫻坂46 9thシングル『自業自得』
6/3に9thアーティスト写真をお披露目。6/5に表題曲の先行配信とミュージックビデオのプレミア公開が決まった。作曲は中村泰輔。
BACKS曲「愛し合いなさい」のセンターは石森璃花。
3期生曲「引きこもる時間はない」のセンターは向井純葉。
ミュージックビデオが制作された3曲すべてのセンターが3期生となったのは初。