実際の理由はオーディション関係者ではないのでわかりません。当ページの内容はあくまで仮説となります。
仮説①
▶前回より応募総数が減ったから
すべてのグループかもしれないし、乃木坂/櫻坂/日向坂いずれかのグループだけかもしれないが、応募総数を発表するとなったら全グループが情報公開しなければ不自然となってしまうので、全体で取りやめたというのは考えられる。
実際、乃木坂6期生夏組の募集締切は7月29日17:00までだったところを23:59まで時間延長し、櫻坂四期生と日向坂五期生も9月6日募集締切だったところを9月9日まで伸ばしている。
とはいえ、いずれもその理由は「サーバー負担を軽減するため」としている。これは「ギリギリに応募したほうが書類をしっかり見てもらえて書類審査を通過しやすい」という説が広まり、最終日の締切時間ギリギリに応募する人が増えたことによる。以前のオーディションでもサーバー落ちして最終日の応募に支障をきたしたケースがあるため事実ではあるだろう。
もし応募総数が前回を超えられなかったとしたら、次の「みんなで応募」関連の影響もあるだろう。
仮説②
▶乃木坂5期生オーディションの「みんなで応募」による水増しがやりすぎだったから
乃木坂4期生のときは「坂道合同オーディション」として3つの坂道合同でオーディションをしたため、12.9万人という驚異的な応募総数となり、各グループごとの応募総数はぼやかされる形となった。
次の5期生では各グループ別のオーディションに戻ったわけだが、乃木坂は新たに「みんなで応募」というシステムを導入した。この「みんなで応募」は友達と最大3人一緒に応募できるシステムであり、勇気がなくて応募をためらっている人に、友達と一緒ならもう少し気軽に応募してもらえるだろうとして導入されたものだ。
もし仮に応募者全員が3人組で応募した場合は単純に今までのオーディションより3倍多い応募総数が期待できるし、ましてや書類送信が気軽になってハードルが下がったことにより、乃木坂にそこまで本気で入りたいと思っていなくても「ワンチャンあるかも」と思って付き合いで応募する人が増えた可能性がある。
これにより3期生のときは4.9万人程度だった応募総数を5期生では約8.8万人まで増やすことに成功したわけだが、いかんせん数字というものは右肩上がりに一方的に増え続けるものではない。そのため、6期生のオーディションでは「みんなで応募」はなかったが「春組と夏組2回のオーディション」を実施し、春組に落ちても夏組にも応募可能として応募総数を増やす戦略を取ったが、8.8万人を超えられなかったか。
仮説③
▶乃木坂の応募総数が櫻坂か日向坂より少なかったから
坂道シリーズ始まりのグループでもあり、知名度や売上枚数でも現状No.1となっている乃木坂の応募総数が他より少なかったとなったら大騒ぎになるだろう。ましてや乃木坂6期生は春組と夏組の2回オーディションをしたにも関わらず下回っていたとしたら珍事だ。まあ、これはないだろう。
仮説④
▶いずれかのグループの応募総数が「僕が見たかった青空」の応募総数3万5,678人より少なかったから
確かに、僕青より下回っていたとなるとさすがに坂道シリーズが衰退しているという印象になりかねないだろう。
仮説⑤
▶何らかの手違いにより応募総数がわからなくなってしまったから
これについてはこれまではきちんとカウントできていたわけだし、郵送された紙を手作業で仕分けている時代でもなくオンラインで送られたデータをデジタルで管理しているはずなので、まずありえないだろう。ましてや3グループともわからなくなるわけがない。
まとめ
AKBや他のグループも最初の頃は「応募総数◯◯千人から選ばれた精鋭◯◯人!」のような見出しでメディアに報道してもらいPRしていたが、いつからかしれっと応募総数を公表しなくなった。世間に一定の知名度を得たら、驚くような数字でない限りもはやオーディションの応募総数などマスコミにとっても関心のない情報なのかもしれない。
量より質である。仮に応募者の数が前回を下回っていたとしても、スーパールーキー大野愛実を発掘できた日向坂五期生オーディションなどは確実にやった甲斐があったオーディションだったと言えるだろう。


