理由1:誰も卒業発表しない可能性がある
2025年の日向坂46は東村芽依さん、丹生明里さん、佐々木美玲さん、佐々木久美さん、高瀬愛奈さん、富田鈴花さん、河田陽菜さんといった主力メンバーが一気に7名も卒業してしまい、さらにはオードリーとの掛け合いやラジオのトークに定評のある松田好花さんもすでに卒業発表しており「日向坂オワコン説」まで囁かれるほどの転換期を迎えました。しかしこれだけ出し切ってしまったことで、逆に言えば2026年は1人も卒業発表をしない可能性があります。
毎年のように「大エースの小坂菜緒がそろそろ卒業するのではないか」と噂されます。確かに2026年は24歳になる年であり、坂道シリーズでは10代半ば頃に加入したメンバーの24歳での卒業が多いのは事実ですが、そうは言っても四期生の平岡海月さんと同じ学年なのでぜんぜん若い。小坂さんは落ち着いて話されるので必要以上に意味深に解釈されがちですが、最近の発言を聞いていると卒業するつもりはまだないように思えます。ふるっぱーやイコラブなどもアラサーまで活動している時代ですし、焦る理由はありません。むしろ自分以外にもセンターを任せられるメンバーが増えてきたことで肩の力を抜いて活動できる一年となるでしょう。
同様に、同じ二期生の金村美玖さんの発言からも卒業を匂わせるものは今のところありません。万が一卒業発表があるとしても、2026年中にはどちらか1人だけでしょう。加入したばかりの五期生はありえないとして、四期生もこれからが中核となっていく時期なので卒業はないと考えられます。では三期生はどうかと考えてみましょう。
- 上村ひなの:2018年から加入しているので日向坂46在籍歴は長く8年目となりますが、4月で22歳になる年なのでまだ若くこれからが本領発揮する時期です。16枚目で選抜ではなくひなた坂46のセンターに抜擢したのも、運営が彼女のさらなる飛躍に期待していることの現れでしょう。
- 髙橋未来虹:9月で23歳になる年。キャプテンに任命されたばかりの今の段階では自分の将来よりもグループを大きくすることに情熱を注いでいるのでまだまだ卒業は考えていないでしょう。
- 森本茉莉:2027年2月で23歳ですが2026年中は22歳。オードリーがイジって笑いを生み出せる貴重な人材であり、卒業後に何をしたいかも明かしていないのでまだ卒業は考えていないでしょう。
- 山口陽世:森本さんとまったく同じ生年月日で2026年中は22歳。本人が生粋のおひさまであり、選抜・非選抜問わずメンバーたちと活動することを心の底から楽しんでおり、後輩たちとも仲が良いのでまだ卒業は考えていないでしょう。おひさまであるからこそ、日向坂46というグループを長く繋いでいきたいという気持ちが強いように思えます。
最近では『日向坂で会いましょう』でも三・四期生のキャラが立ってきており、清水理央さんなどを中心にMCのオードリーともバトれるようになってきていますし、宮地すみれさんのあざとキャラはもうプロの領域です。バラエティに強かった一期生たちがいなくなった分、その穴を埋めるために懸命に殻を破ってきているように思えます。五期生もまだ本領は発揮できていませんが、全体的にバラエティにも前のめりなメンバーが揃っており、今後化けていくのが楽しみな状況です。Leminoの『日向坂になりましょう』でもゲストの芸人さんたちから徹底的にバラエティを学んでいるので、2026年はそれを実践して経験を積んでいく年となるでしょう。
理由2:逸材揃いの五期生の存在
2025年11月に実施されたライブ「新参者 二〇二五」を3グループとも特定のグループに肩入れせず観た人なら誰でも思っていると思いますが、日向坂46五期生のパフォーマンスが最もクオリティが高かったのは明らかです。櫻坂46四期生も途中から稲熊さんと山田さんが病欠となり、佐藤愛桜さんも脚の怪我の悪化で出演曲数を減らして人数が少ない中でエモいパフォーマンスを見せてくれましたが、MONSTER GROOVEツアーと並行して30曲以上の振りを入れ、しかも完成度の高いパフォーマンスに仕上げた日向坂46五期生ははっきり言ってバケモノ級のプロフェッショナル集団だと言えます。観覧した乃木坂6期生もそれを見て慌ててみんなで集まって自主練をしたと長嶋さんが語っていました。(とはいえ、川端晃菜さんはとてもいいパフォーマンスでした。台湾ライブの練習風景を観た限り、最年少ながら6期生のダンスリーダー的な役割を担っているようですね)
ミーグリにおいても乃木坂6期生がWセンターの2人ですら完売に時間がかかり、櫻坂四期生も浅井さんと山川さんぐらいしか売れていない状況を見るに、大野さん松尾さん高井さん佐藤さん片山さんが早々と完売している日向坂五期生はすでに人気が定着してきていることがデータとしてはっきりと窺えます。
余談ですが、ミーグリ完売順からすると現在の乃木坂46は5期生とかきさくだけで人気を維持している状況であり、櫻坂46は井上梨名さんの卒業から始まっていよいよ年齢的にも二期生の卒業ラッシュが発生する可能性が懸念されているため、2026年は乃木坂6期生の人気が急上昇しない限りは日向坂46に好条件が重なった年となります。
そして16枚目シングル『クリフハンガー』では五期生のエース大野愛実さんが満を持してセンターに抜擢されました。先日公開されたMVでも彼女のパフォーマンスや表情管理はファンだけでなく業界からも絶賛されており、なおみくや正源司陽子さん藤嶌果歩さんと共に今後の日向坂46のアイコン的存在となっていくことが確定的となりました。
このように五期生が大活躍していくことによって日向坂46が魅力的なグループとして映り、次のオーディションでは六期生にさらなる逸材が応募してくる好循環となることが期待できます。
理由3:オワコンと言われて逆に火がつく
人間という生き物は心理学的に、褒められるだけではダメな人間に育ってしまうものです。教育には飴と鞭が必要だと大昔から人々は知っていました。ディスられるからこそ闘志が燃える人たちが一定数いるのも事実で、それがまさに今の日向坂46だと考えられます。もちろんディスられて凹んで沈んでいってしまう打たれ弱い人も世の中には多いですが、オーディションで選ばれている彼女たちは「じゃない方」なので心配は要りません。
なにより新参者のスピーチで「好きという感情だけでどこまで進めるのか、私たちが証明してみせます」と熱く語っていたように、大野愛実さんは間違いなく「青春の馬」であり、全メンバーがその想いに共鳴して振り落とされないように手綱を固く握りしめています。日向坂46の第2章がこれから始まるのを見届けるこの一世一代の好機、日向坂46に関心のなかったあなたも追いかけるにはまだ間に合います。
一期生が全員卒業し、二期生も金村さんと小坂さんだけになってしまうことで「俺らの好きだった日向坂はもうない」とヲタ卒を検討しているおひさまを三・四・五期生中心となった新生・日向坂46がこれからもう一度引き戻し、そして新たなファンも獲得していく準備は今まさに整っています。ただし、日向坂46の大躍進にはメンバーやスタッフだけでなく「ファンの奮起」が絶対条件となることも合わせて申し添えておきます。
日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』2026年1月28日発売


