僕青メンバー所感 ~2024年を振り返り、2025年に想いを馳せる~

僕が見たかった青空

青木宙帆(あおき ゆうほ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

女子では比較的少ないサッカー経験者という特性を活かしたサッカー関連の仕事が好調で、青木のおかげでサッカーファンの間でにわかに僕青というグループが浸透してきている。エラシコの技術は女性アイドル界ではトップであろう(そもそも他にやっている人が恐らくいない)。僕青の知名度アップには貢献できているので、この勢いで2025年は選抜入りを目指したいところだ。

秋田莉杏(あきた りあん)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組
(センター)
青空組雲組
センター曲
  • 思い出尻切れとんぼ(1st/7人ユニット曲)
  • 君のための歌(2nd/雲組曲)

2ndシングルでは雲組のセンター、3rdシングルでは選抜入りしたものの、本人としては思い通りに行かない1年だっただろう。ビジュアルが良く、JCミスコングランプリという経歴を持つだけに「何をどう頑張れば結果に繋がるのか」と思い悩んでいるはずだ。実力的には選抜水準は満たしているので、あとは握手会や個別グッズ等の人気がメンバー内トップクラスに入れれば選抜常連になれるポテンシャルはある。空手や野球を活かした仕事にもさらに期待したいところだ。

安納蒼衣(あんのう あおい)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組
センター曲
  • 何度目の青空か?(乃木坂46/カバー曲)

愛くるしいビジュアルと人懐っこい性格で、もうすぐ高校を卒業するが中学生組のように可愛がられている。ぬいぐるみ愛好家としてのキャラも定着してきており、オリジナルグッズ(さ~に)をプロデュースしたり、つっちーやマッケソンなどがイベントやライブで天の声として登場することも増えてきた。ぬいぐるみの持ち主として本人もMCを任されることが増えてきて、安定した進行ができるようになってきている。愛嬌の良さからファン人気がありダンス経験者でもあるので、安定の選抜常連メンバーとなっている。

伊藤ゆず(いとう ゆず)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組雲組

最年長で温厚な性格を持ち、お姉さんとしてメンバーからの信頼も厚い。意外にボケるのが好きというギャップも良い。この人を含む年長組の優しさが僕青というグループの仲の良さを生んでいるに違いない。4thシングルでは雲組となったが、ちょうど選抜との境界線上のポジションなので、2025年は選抜発表のたびにファンはドキドキすると思う。逆に雲組は定期ライブがあるため会いに行けるチャンスが増えて嬉しいという声もあるが、メンバーたちからしたらメディアに出て家族にも活動を見てもらいやすい青空組に入りたいのが本音だろう。特技の書道やデザインはたびたび活かされているので、今後はそれを外仕事にも繋げたいところだ。

今井優希(いまい ゆき)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

ハッピーガールと自称するだけにポジティブな性格なのが良い。卑屈にならない今井と話すことで励まされ精神衛生を保っているメンバーも多いので、僕青を陰で支える重要な存在である。パフォーマンスやMCなどは優等生だが、2024年はとりわけ目立った印象は残らなかったので、2025年は何か新たな強みや特技、あるいは意外性などが見つかる1年になることを期待する。

岩本理瑚(いわもと りこ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

とにかく勤勉な性格で向上心が高く、誰よりも負けず嫌いなのが最大の強みだ。そのうえで八木仁愛のダンスなど他のメンバーの良いところを素直にリスペクトしていたり、プレゼント交換会では風変わりなプレゼントを持ってきたりと可愛らしい一面も持つ。年末には女性アイドルとしては珍しいアクロバットもできる身体能力を活かしてSASUKEアイドル予選会に出場。敢闘賞をもらってSASUKE本戦にも出場し、ましてや新エリアを出場者で初めてクリアするなど一般層に僕青の名を知ってもらう良いきっかけとなり、同じく本戦に出場したSKE48など他グループとの交流にも発展した。間違いなく今勢いに乗ってきているメンバーの1人だろう。

金澤亜美(かなざわ あみ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組

デビュー時から乃木坂46の西野七瀬に似ていると言われていたが、去年の3月に西野七瀬が結婚したことで最近はさらに西野ファンの亡霊が金澤亜美でもう一度夢を見ようと一気に流れ込んできている雰囲気がある。ライブで金澤が挨拶したり歌唱するときのファンの歓声はひときわ大きく、人気は今や僕青トップクラスの位置に安定している。シングルを出すたびに序列が上がっており、もはやセンターサイドのポジションなど最上位にまで上り詰めてきた。早﨑と同様に、いつ表題曲のセンターに指名されてもおかしくないメンバーだ。

木下藍(きのした あい)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

幼少期は身体が弱く病院で生活していたというエピソードを知っていると、そんな子が元気になって懸命に踊っている姿を観るだけで感動してしまう。木下はアイドルとして活動していることを誰よりも楽しんでいるように見える。勉強が好きで学力が高く、特に英語を熱心に勉強しており海外旅行経験も豊富なので、この強みはさらに伸ばしてゆくゆくは僕青の海外公演を通訳なしで出来たりしたら素晴らしい。オーディションの殺伐とした空気の中でもみんなに話しかけていたほど人に興味がありコミュ力も高い。最年少組でベイビーと可愛がられているが、いつかこの子たち世代が中心となって僕青を引っ張っている時代が来るのも楽しみだ。

工藤唯愛(くどう ゆあ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組

最年少組では今のところ唯一選抜の常連として選ばれ続けている。モデル系のオーディションファイナリスト歴もあり身長も高めで、現時点ではメンバー唯一の雑誌専属モデルにも抜擢されて活躍の場を広げている。おっとりした喋り方や他の人が言ったことを繰り返す癖も可愛くて癒やされる。が、パフォーマンスでは一転、しなやかな身のこなしで美しくダンスを踊る実力を持っている。妹系っぽいキャラだが実生活では長女というところも面白く、このままスレずにゆっくり大きくなっていってほしい。

塩釜菜那(しおがま なな)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組

リーダーとしての存在感が板についてきた。メンバーを代表してスピーチすることも多くなり、言葉選びや熱量が程よく、ファンをやる気にさせる良いメッセージを発信してくれている。塩釜や西森がたびたび「このままじゃダメだ」と常に向上心をもった発言をしてくれるので僕青はステップアップできている。最初は空気が悪くなるのが嫌で悪いところを指摘したりすることが苦手だったというが、それをリーダーとして勇気をもって率先してやってくれたおかげで、今では当たり前のようにメンバー同士がお互い良いところ悪いところを言い合える真の仲間としての関係性が築かれたのだ。

杉浦英恋(すぎうら えれん)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組雲組
(センター)
雲組
(センター)
センター曲
  • 涙を流そう(3rd/雲組曲)
  • 初めて好きになった人(4th/雲組曲)

2ndシングルは選抜、3rdと4thでは雲組のセンターを務めた。ダンススキルと表現力の高さは運営からお墨付きをもらっていると言っても過言ではないだろう。華がありすぎて選抜の後列に入れるよりも雲組のセンターにしたほうが彼女は輝くという判断だったかもしれないし、雲組の表現力アップのための起爆剤としての役割もあっただろう。ましてや杉浦は自分の意見を言えるタイプなので、そういう部分での裏での刺激要員としての抜擢でもあると思われる。実力は間違いないメンバーなので、2025年はどんな役割を任されて活躍をするのか興味深い。

須永心海(すなが みうな)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組青空組

亡くなったお父さんと約束した夢を叶えるためにアイドルになったというエピソードが彼女の物語を形成するうえで「これは応援せざるを得ない」と思わせてくれる。ダンスは得意なほうではなく苦しんでいたようだが、ひたむきに努力し続けて4thシングルでは念願の選抜入りを果たした。面白いことが大好きな性格で社交性が高く、企画コーナーのMCを任されることが多い。ファン人気も高くなってきているので、2025年は選抜常連の立ち位置に食い込めるかどうかが見ものだ。

西森杏弥(にしもり あや)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組
センター曲
  • 好きになりなさい(1st/7人ユニット曲)

塩釜が表のリーダーだとしたら西森は裏のリーダーだ。クールな性格で、初めは就職活動の現実逃避のために受けたオーディションだったというが、今や僕青というグループを人一倍愛しているのが伝わってくる。西森は初期から一貫して「満足したらおしまいだ」といったニュアンスの発言をしており、誰よりもグループの現状に満足していない。彼女が見据えている僕青の未来はファンたちの想像を遥かに超えるとてつもなく大きなステージかもしれない。

萩原心花(はぎわら ここか)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

初期は歌声が小さく、バラエティでも声が小さく大人しい感じだったが、それを本人も自覚していて改善する努力をし、最近は歌声が大きくなってきてバラエティでも本来の明るいキャラが出てきて、いよいよ本領発揮し始めたところだ。このような成長をリアルタイムで楽しめるのが秋元康系アイドルの醍醐味でもある。ビジュアルが早﨑に似ているのがネックだが、逆にそれを活かすパターンもあり得るし、雲組での立ち位置は毎回フロントに近いので選抜入りする可能性は充分あるだろう。

長谷川稀未(はせがわ ひとみ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

美白において彼女にかなう者はいない。伊藤と塩釜に次ぐ年長メンバーなので、わちゃわちゃしている子供たちを一歩引いた位置から優しく眺める聖母的オーラがある。昨年は9月に骨折して休養してしまったが、2025年は怪我なく万全に活動できることを祈っている。相方的存在の持永が4thシングルで選抜に入ったので、同様にダンスで雲組を引っ張っている長谷川も続きたいところだ。

早﨑すずき(はやさき すずき)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組
センター曲
  • 微かな希望(2nd/全員曲)
  • 僕にとっては(3rd/全員曲)
  • 昇降口で会えたら(3rd/2人ユニット曲)
  • 空色の水しぶき(4th/全員曲)

表題曲センターが八木仁愛から替わるときが来るとしたら、最も有力とされているのが彼女だ。実際に「微かな希望」「僕にとっては」「空色の水しぶき」と毎シングルでセンター曲をもらって経験を積んでおり、いつでも準備はできている。外仕事もメンバー内で最も多くこなしており、ピアノや絶対音感を活かした活動もできている。テレビを観る若者が減ってきているとはいえその影響力は未だに根強いので、早﨑をテレビで観て僕青を知った人はやはり多く、八木とツートップで僕青の顔となっている。とりわけ「空色の水しぶき」は他アイドルのファンからも絶賛されており、この曲から入った人は早﨑を僕青と象徴として見ているようだ。

宮腰友里亜(みやこし ゆりあ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組雲組雲組

初期は美容番長というイメージだったが、最近は運動音痴が発覚しておかんと呼ばれることが多くなってきている。綺麗なお姉さんが綺麗なだけではつまらないので、それはそれとしてギャップのある個性で面白い。3rdからは杉浦とともに雲組としての活動となっているが、ダンスが上手いほうではないので選抜に復帰するためには何かしらの新たなファクターが必要かもしれない。本人もそれに悩んでいるようだが、何とか踏ん張って光の筋を見つけてもらいたい。

持永真奈(もちなが まな)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組青空組

ダンスを教えるのが上手く、雲組の中でも真奈先生と呼ばれて信頼されているメンバーだったが、4thでついに選抜に選ばれた。母親がイラストレーターであり、実は本人もイラストのクオリティは高いので何かしらにそれが活きてくる年になると面白いだろう。個人的に持永について印象に残っているのは坂青の風船回で代謝が良すぎて汗だくになっていたシーンである。一瞬心配になったが、あれはお風呂や温泉が好きでかなり長時間入る習慣があるため代謝が良くなりすぎたとのことだ。

八重樫美伊咲(やえがし みいさ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

背が高くパッと見は大人びているので最年少には見えないが誕生日的には8月生まれの工藤や木下より後に産まれている唯一の2010年生まれである。やはり喋れば最年少らしい可愛らしい一面が現れる。13歳で仙台の親元を離れて東京に出てきたのは勇気が要ったことだろう。雲組の中では比較的いつも上位の立ち位置にいるが、選抜入りするにはもうひとつ何かきっかけか理由がほしい。とはいえ最年少なので長い目線で活動していってもらいたいメンバーだ。

八木仁愛(やぎ とあ)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組
(センター)
青空組
(センター)
青空組
(センター)
センター曲
  • 青空について考える(1st/表題曲)
  • 卒業まで(2nd/表題曲)
  • スペアのない恋(3rd/表題曲)
  • 好きすぎてUp and down(4th/表題曲)
  • 制服のパラシュート(1st/9人ユニット曲)
  • 飛ばなかった紙飛行機(1st/全員曲)
  • 制服のマネキン(乃木坂46/カバー曲)
  • 暗闇の哲学者(2nd/全員曲)
  • 友よ ここでサヨナラだ(3rd/全員曲)
  • あの日 僕たちは泣いていた(3rd/全員曲)
  • 炭酸のせいじゃない(4th/全員曲)

1stシングルの頃こそ「私なんかでいいのか」という葛藤があったようだが、2nd→3rd→4thとセンター経験を重ねるたびに驚くほど成長を見せ、今や僕青の看板としての存在感も不動のものとなってきた。得意のダンスでは数々の有名アーティストとのコラボでも僕青の知名度アップに貢献している。ダンスの実力は歴代の女性アイドル界でも最上位クラスで、指折りの逸材なのは間違いないだろう。メンバーも八木仁愛のダンスは僕青最大の武器と誰もが認めているほどに、グループに絶対に欠かせない人物だ。しかもセンターでありながらセンターの座は譲りたくないというタイプではなく、誰がセンターになってもウェルカムという心の広さも持っている素晴らしい人格者である。

柳堀花怜(やなぎほり かれん)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組
センター曲
  • 昇降口で会えたら(3rd/2人ユニット曲)
  • マイフレンズ(4th/全員曲)

早﨑とともにグループにおいて初の少人数ユニット曲をもらった僕青の中心メンバーの1人。オールスター合唱バトルのような非常にプレッシャーのかかる外仕事もこなし、その安定感と茶道経験者の上品さで運営からの信頼も厚く、MCを任せられることも多い。ファン待望の初のセンター曲「マイフレンズ」も授かり、将来的には表題曲のセンターに選ばれる日も来るだろう。

山口結杏(やまぐち ゆあん)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
雲組雲組雲組

去年はフルマラソンを走りきるなど根性があるメンバーだということがわかった。短距離系の岩本と長距離系の山口という僕青のスポーツ担当ツートップとして攻めるも良いし、あるいは食べるのが好きというところで大食い関連で仕事に繋がったりすると一皮化けそうな気もする。ポテンシャルはまだまだ見せきっていないメンバーだと思うので、これから意外な一面が見えてくると面白くなりそうだ。

吉本此那(よしもと ここな)

②卒業まで③スペアのない恋④好きすぎてUp and down
青空組青空組青空組
センター曲
  • 真っ白に塗り直せ!(2nd/全員曲)

選抜常連の人気メンバーの1人。憧れのモデル菜々緒を意識したヘアスタイルのクール系女子で、バラエティでは吉本ネキとしてヤンキーキャラが定着してきたが、あくまでそれはビジュアル的イメージであり、実際は優しいお姉ちゃんである。初期は3トップ、4トップの一角として誌面を飾ることも多かったが徐々に金澤・西森・安納あたりの勢いに押されて序列が落ち始めているので、ふたたび何かしらの爆発力がほしいところではある。ビジュアルを武器にモデル系の仕事が入る可能性は期待できる。