2025年 金融相場の週足終値まとめ/ドル円・日経平均・S&P500・金・ビットコイン

政治経済
  • 年内高値:グリーン
  • 年内安値:ブルー
ドル円日経平均S&P500ゴールドビットコイン
03-17149.29137,632.515,667.573,023.98586,066.72
03-10148.61837,554.995,638.932,984.91082,581.67
03-03148.03337,179.065,770.192,909.55080,706.80
02-24150.60937,552.985,954.512,858.14094,234.98
02-17149.22638,187.176,013.122,936.26096,267.34
02-10152.28239,153.346,114.622,882.48296,137.19
02-03151.39038,447.376,025.982,861.25096,477.68
01-27155.15639,341.096,040.522,797.94097,676.98
01-20155.94840,527.516,101.252,770.885102,603.67
01-13156.25938,864.175,996.652,703.150101,204.35
01-06157.69238,846.405,827.032,689.37594,506.34

【3月3週の概況】

反発フェーズが継続。金価格は3,000ドルを突破しさらに最高値更新。

【3月2週の概況】

ドル円、日経平均、ビットコインは急激に売られた反動から若干の反発フェーズとなるも上値は重い。S&P500も週足下髭を長く残し反発してクローズするも先週終値水準までは戻れず。ゴールドは未だ粘り強く最高値更新しながら推移。

さまざまな不確実性で迷いのある金融市場となっており、マスメディアの記事も景気楽観論と悲観論が入り乱れている。現時点で全力で買い向かうのは得策ではなく、リリーフラリーが本物の上昇転換に至るかは慎重に見極める必要があるだろう。

【3月1週の概況】

ドル円、日経平均、S&P500、ビットコインともに年内安値を更新。トランプ関税などの影響もあり米国にリセッションの雰囲気が漂う。トランプ大統領は米国を長期的に強くするためには一時的な景気後退はやむを得ないとの認識を示し、国内製造業復活のためドル安に進めたい構え。

これにより2023~2024年の上昇相場は今年いったん崩れ、調整局面入りか。このままベアマーケットが続けば2022年のような30%程度の下落が再来する可能性も。下落相場の地合いが弱い状況下でリーマンショックのような予期せぬ事態が起きた場合はオーバーシュートして50~60%下落となる場合も想定した資金管理を。

今年は景気に影響を受けにくいディフェンシブセクターを中心に持つか、いくらか現金に戻して様子を見るのが有利かもしれない。

ゴールドのみ堅調に推移しているが上昇がやや弱含んできている。買われすぎ水準に至っており天井形成の雰囲気もあるため、カップウィズハンドル肯定からの上昇が折れてくる可能性も。もしそうなった場合は2,200ぐらいまでの下落は考えておいたほうがいいだろう。